講談は、歴史上の英雄や名もなき人々の人生を、語りの力でよみがえらせる日本の伝統話芸です。
もともとは「講釈」と呼ばれました。
物語を語り伝えること。
語り手なりの解釈を加えること。
つまり講談は、昔の物語をそのまま読む芸ではありません。
同じ物語でも、誰が語るかによって、人物の見え方も、笑いも、感動も変わる。
大がかりな舞台装置はありません。けれど、語りが始まれば、そこは戦国の合戦場にも、江戸の宿場町にもなる。
目の前には何もない。
だからこそ、頭の中には何でも描ける。
張り扇で釈台を打つ音。
そして、たったひとりの声。
講談は、歴史上の英雄や名もなき人々の人生を、語りの力でよみがえらせる日本の伝統話芸です。
もともとは「講釈」と呼ばれました。
物語を語り伝えること。
語り手なりの解釈を加えること。
つまり講談は、昔の物語をそのまま読む芸ではありません。
同じ物語でも、誰が語るかによって、人物の見え方も、笑いも、感動も変わる。
大がかりな舞台装置はありません。けれど、語りが始まれば、そこは戦国の合戦場にも、江戸の宿場町にもなる。
目の前には何もない。
だからこそ、頭の中には何でも描ける。
古典を大切に。
でも、古典にとどまらない。
旭堂南不二が目指すのは、初めて講談を聴く人にも届く講談です。
難しい言葉を並べるのではなく、人物の表情や景色が自然と浮かんでくるように、今を生きる人に届く言葉で語る。
笑って、驚いて、
ときには胸が熱くなる。
そして、古典を受け継ぎながらも、新しい表現にも挑戦していく。
講談を知らなくても、歴史に詳しくなくても大丈夫。
そう思ってもらえる一席を。
この日、この場所、このお客様とつくる、
二つとない講談をお届けします。
現在の主催公演を中心に掲載しています。
高座で語り、大学でも講談を教える講談師。
静岡県富士市出身の講談師。旭堂南左衛門に師事。上方講談協会所属。
「南不二」は、師匠・旭堂南左衛門から授かった芸名です。
富士山の麓で生まれ育ったことからの「富士」。そして、「二つとない」ことを意味する「不二」。その二つの意味が、この名前には込められています。
だからこそ大切にしているのが、「一席一会」。同じ演目でも、その日のお客さん、その場の空気によって、語りは変わる。受け継がれてきた物語を大切にしながら、いまを生きる人の心に届く言葉で語る。
笑って、胸が熱くなって、帰るときには明日が少し楽しみになる。そんな「二つとない一席」を目指しています。
そして、伝統を受け継ぐだけでなく、伝統の届く範囲を広げていく。
音楽との共演、大学での講談教育、講演やワークショップ、デジタルでの発信。さらに英語による導入や英語字幕など、講談を世界へ届ける挑戦も始めています。
新しい形には、賛否があるかもしれない。それでも、変えないものがあります。物語を語り、人の心を動かすこと。
伝統を受け継ぎ、新しい扉を開き、まだ講談を知らない人へ。日本から、世界へ。
一席一会。二つとない講談を。
旭堂南不二
Instagramの最新投稿を、この場所に自動表示できるよう準備しています。
歴史の中で語り継がれてきた古典から、土地の物語や人物を新たな講談としてよみがえらせる創作まで。
旭堂南不二は、物語の時代やジャンルを越えて、「今を生きる人の頭の中に、景色が浮かぶ講談」を目指しています。
長い年月をかけて語り継がれてきた講談の世界。英雄の活躍だけでなく、機転、人情、夫婦愛、忠義など、時代を越えて変わらない「人間のおもしろさ」を語ります。
機転と度胸で道を切り開いていく秀吉。その出世物語から、人間味あふれる逸話まで。
若き秀吉が戦場へ。後の天下人につながる度胸と才覚を描く一席。
まだ何者でもなかった秀吉と易者との出会い。運命と人を見る目を楽しむ物語。
無理難題を前に、秀吉の知恵と人を動かす力が光る。
酒と名槍をめぐる豪快な勝負。「酒は飲め飲め」で知られる黒田節へとつながる人気の一席。
天下人・秀吉と茶人・千利休。二人の個性と美意識がぶつかり合う物語。
天下の行方が大きく動く時代。武将たちの知略、覚悟、そして運命を、戦場の臨場感とともに描きます。
豊臣と徳川、二つの大きな力が向き合い、大坂の陣へ。天下を揺るがす戦いの幕開けを描きます。
戦乱の中で交錯する策と覚悟。緊迫した場面を、講談ならではのテンポで描く一席です。
敵を迎え撃つための奇策をめぐり、知恵と度胸がぶつかる。息をのむ展開が続く一席です。
徳川家康の次男・結城秀康をめぐる毒死の伝承。武将の生き方と、その運命に迫ります。
伝説の名工・左甚五郎。卓越した腕前だけでなく、洒落、人情、不思議な逸話も魅力です。
天才彫刻師・左甚五郎と、名絵師・狩野探幽。二人の才能が出会う場面を描く物語です。
左甚五郎らしい機転と洒落、人情が詰まった一席。不思議な「猫餅」の由来をお楽しみください。
諸国を巡る黄門さまが出会うのは、名もなき町の人々。笑いと人情の中に、人生の知恵がのぞきます。
長屋に暮らす人々の中から始まる、思いがけない出世物語。笑いの中に、人の縁のおもしろさが光ります。
諸国を巡る黄門さまが、農業を通して人々の暮らしと向き合う物語。知恵と人情を味わう一席です。
牛をめぐって巻き起こるひと騒動。笑いと人情の中に、黄門漫遊記らしい知恵と機転が光ります。
歴史の表舞台だけでなく、その周りで生きた人々にも光を当てます。
忠臣蔵・赤穂義士外伝。赤穂義士を、少し違った視点から見つめる物語です。
市井に生きる人々の情と心意気を描く、人情味あふれる一席です。
人のために力を尽くした男の生きざまを描く人情講談です。
親を思う心を、笑いと人情を交えて描く一席です。
善と悪、その間で揺れる人の心。人生の選択を講談らしく描きます。
義理と人情の中で生きる人の姿を、あたたかく描く一席です。
夫を支え、その運命を動かした妻・千代。夫婦の絆と知恵を描く物語です。
講談は、昔の物語だけを語る芸ではありません。
土地に残る歴史。
忘れられかけた人物。
文学や音楽の中にある物語。
それらを調べ、組み立て、
新しい講談として次の時代へ語り継いでいく。
それも、旭堂南不二が大切にしている挑戦です。
静岡に残る歴史を題材に、地域の記憶を講談としてよみがえらせる一席。
何気なく通り過ぎてしまう地名にも、物語がある。地域に眠る歴史を掘り起こす講談。
浮世絵師・歌川広重と、東海道・吉原の「左富士」。富士のまちから生まれた風景を物語に。
時代も国も越えて愛される物語を、講談のリズムと言葉で届ける一席。
音楽と人間の情熱を、講談という語りの力で描く新しい挑戦。
講談会・イベント出演、大学・文化施設での講演、ワークショップ、取材・企画のご相談はメールでお問い合わせください。
373fuji@gmail.comCHALLENGE
二つとない一席を、追いかけて。
伝統を大切にしながら、まだ見たことのない講談へ。高座の外にも一歩踏み出し、音楽と出会い、三味線を学び、言葉の壁を越えていく。講談に、まだできることはある。南不二は、今日もその先を探しています。
ピアノなど異なる音と講談が出会ったとき、物語はどう変わるのか。新しい高座の形を試しています。
語り手自身が三味線を奏でる。その一歩ずつの稽古も、二つとない一席へ続く道です。
英語での導入や字幕を通して、講談を知らない人にも物語の入口を。富士の麓から、世界へ。
BACKSTAGE
高座の、その向こう側。
稽古、本番前、舞台袖、旅先。一席が生まれるまでには、高座からは見えない時間があります。ここでは、その途中にある小さな物語を残していきます。
師匠や先輩の高座を見つめる時間も、次の一席をつくる大切な稽古です。
張り扇、釈台、声、呼吸。本番直前まで続く準備の時間にも、講談師の物語があります。
完成した姿だけではなく、迷い、試し、少しずつ前へ進む過程も。南不二の現在地を記録していきます。